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「secret base 〜君がくれたもの〜」は、2001年にリリースされた北海道出身の4人組ガールズバンド「ZONE」による3枚目のシングル。昼ドラマで大きな話題を呼んだ「キッズ・ウォー」の第3部の主題歌となり、その等身大でまっすぐに転校という別れを歌った歌詞は同世代で青春の代表曲となりながらも、その誰しもが経験する別れが共感を呼び幅広い世代に受け入れられた夏のバラード。
リリースから10年後の2011年には、大ヒットアニメとなった『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』のエンディングテーマとしてアニメのヒロインとなるキャラクター達がカバー歌唱し、多くのアニメファンにも知るところとなり、今では国民的な夏の楽曲となっている。

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ガールズロックバンド「プリンセス プリンセス」が1989年にリリースした「Diamonds」は、1989年のオリコン年間シングル売上ランキングで1位に輝いたシングル。カップリングにはこちらも多くの人に愛される名バラード「M」を収録し、「プリンセス プリンセス」としては初のミリオンヒットを記録する。
「Diamonds」はVocal奥居香氏（現：岸谷香）によるパワフルなボーカルと、Guitar中山加奈子氏のロックで自由、エネルギーに溢れた若い世代の心情を表現した歌詞が特徴的な楽曲。
カバー歌唱に際して、岸谷氏ご本人からClariS2人へのアドバイスもいただいてレコーディングに臨んだ1曲。

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女優であり歌手の岩崎良美氏が1985年にリリースした20枚目のシングル「タッチ」は、同名の野球アニメ『タッチ』の第1期オープニングテーマに起用された楽曲で、その年の『第27回 日本レコード大賞』では金賞を受賞している。現在でも高校野球の応援歌として定番の楽曲となっており、この季節に耳にする方も多いはず。
JOYSOUNDが発表した平成カラオケランキングでは11位にランクインし、今も多くの人に歌い継がれる名曲となっている。

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伊藤エミ氏・ユミ氏による双子姉妹デュオ、ザ・ピーナッツが1963年にリリースした9枚目となるオリジナル作品。当時の日本にバカンスというフランス語を流行させた国内でも有名な楽曲だが、この楽曲に感銘を受けた当時ソ連のヴラジーミル・ツヴェートフ東京特派員が自国に持ち帰り広めたことで、1965年には現地語カバーされ大ヒット。今ではロシアでも世代を越えて有名な楽曲となっている。

夏。暑い陽射しにのぼせた気持ちが嘘のように、陽が落ちるにつれて空気に寂しさをはらむ季節。すれ違ったり、届かなかったりする行き場のない恋心は、いつしか溢れて自分が壊れてしまいそうになる。それを“何かのせい”にしながら自分を保とうとするけれど、でもそれは本当の解決にはならなくて。そんな迷いや葛藤、“君への想い”は何度も何度も巡って繰り返される。そう、それはDelayのように。
ClariSの歌声で切ない恋心に揺れる物語を紡いだ疾走感あふれるサマーソング。